
あなたは自分の中に
「○○すべき」
「○○であるべき」
という「~べき」がありますか?
「仕事は真面目にすべき」
「周りには気を遣うべき」
「人には親切にすべき」
いろいろな「~べき」を自分に課して、日々一生懸命がんばっていませんか?
そこでご提案。
「~べき」をここで一度、
思いきって 手放してみませんか♪
心がラクになって、
驚くほど生きやすくなりますよ😊
ありのままに見る
マインドフルネスの大事なキーワードに
判断(ジャッジ)せずに
「ありのまま」に見る
というのがあります。
「ありのまま」というのは、
自分の”価値観”というフィルターを通して物事を見ない
ということ。
みんな、それぞれ自分の価値観を持っていますよね。
- 育った環境
- 親や先生からの教え
- 自分が体験したことからの学び
いろんな経験が自分の価値観を作ります。
それはとても自然なこと。
でもそれが
「~べき」
という自分の中の「ルール」になって、
その「ルール」を人にも求め、
裏切られたとき
期待と違ったとき
「普通 〇〇 でしょう~」
というストレスになってしまうことも…

「普通」ってなんだろ!
人それぞれの「基準」
私自身、「~べき」がとても多かった(;^_^A
そして、人に対して誠実で真面目であろうとすればするほど、
同じくらい無意識に周りにも求めて
しまっていたのでした。。。
(私はこんなに頑張ってるのに…)
(なんでそんないい加減なの!?)
(もっと気を配っていこうよ~~)
などなど…
ふぅ。。。
今思えば、自分も息苦しいけど、周りにも無意識に息苦しさを与えてしまっていたに違いない💦
たとえば、
返事が「遅い」「早い」なんて、
本当に人の基準はそれぞれですよね!
「私だったら相手のためになるべく早く返事をするけど」
なんてそわそわしていても、相手は
「明日返そう~」
とのんびり思っていたり、
すぐに返せる状況になかったり。
それを、自分の基準
『なるべく早く返す』
にあてはめて
「普通早く返事するよね…」
「乗り気じゃないのかな?」
「なんかあったの~?」
なんて想像をめぐらせては、
自分でストレスを量産していました。
「べき」の多さ
=
「ストレススイッチ」の多さ
ともいえそうです。
ストレススイッチを減らそう♪
「おおらかな人」
「器が広い人」
なんて人の性格を表現することがあるけど、それはもしかしたら
- 持っている「べき」の数が少ない
- 「べき」の許容範囲が広く深い
- 事実をありのまま受け止めている
- 自分の価値観に当てはめない
そんな人のことなのかもしれないなぁ~
と思っています。
あきらかに嫌~な思いをさせるような人や
迷惑な行為にまで
「ありのまま受け止めなければっ」
とムリにがんばる必要はないし、
そこまで懐の広い人にはなれそうもないけど…
ちょっとした考えの違いは、
人はそれぞれ
「自分と違う基準や価値観を持っている」
と思えるようになると、
起こる出来事や人に対して、前よりずっと穏やかにのんびり構えられるようになりました♪
自分の「べき」は自分の信念として大切に持ちつつ、
自分以外の出来事や人に対しては「べき」の許容範囲を広く深く広げておく。
それは、結果的に
自分のストレスマネジメント
になるなあ~と実感しています。
あなたの「べき」は何ですか?
マインドフルネスは、
心が軽くなる「あり方」や「とらえ方」
を教えてくれます。
自分を客観的に見ることで、
まずは自分の持っている
無意識の「べき」に気づくこと。
そして気づいたら、自分のために手放してみませんか。
きっと今より心がラクになります。
あらためて…
あなたの「べき」は何ですか?

